中学受験、これにあり

ただぐだぐだと中学受験について語る、西日本で塾講師をしているアラフォーのブログです。掃き溜め。

漫画のこと3 週刊少年チャンピオン&ヤングジャンプ

同じくチャンピオンとヤンジャンで。

1.瀬口忍「囚人リク」

 

囚人リク コミック 1-27巻セット (少年チャンピオン・コミックス)

囚人リク コミック 1-27巻セット (少年チャンピオン・コミックス)

 

未完です。

極楽島編、アヘン密売編と経て、現在に至る作品です。面白い!ただ、読者の期待を裏切ってどんどん人が死んでいくのが悲しい作品でもあります。「生きる」とは何かを知らしめてくれる。実写化は無理かなあ。

おすすめのキャラ…おっちゃん(田中一郎)

 

2.掛丸翔「少年ラケット」

 

 

未完です。

多分日本でいちばん有名な卓球漫画。(「ピンポン」「灼熱の卓球娘」は例外)トンデモ卓球ではなく、ちゃんとルールの説明もしてくれます。カーブドライブとシュートドライブとか、今の中学生打てるのか。主人公が「反転使い」というのも設定は斬新です。そこ、「卓上のアゲハ」とか言わない。まだ六巻なので、十分ついていけます。

おすすめのキャラ…最上一郎

 

3.荒達哉ハリガネサービス」

 

トンデモと普通の中間を行くバレー漫画。バレー漫画は「健太やります!」から始まって(そうなのか?)、「ヨリが飛ぶ」「リベロ革命」「少女ファイト」など、隠れた名作を生み出してきたジャンルなのですが、ハリガネはサーブだけはトンデモです。二段階に落ちるとか曲がるとか、白帯に狙って当てるとか、ありえん。現在のバレー漫画三強は個人では「ハイキュー」「ハリガネ」「神様のバレー」だと思っているのですが、最近「マンガワン」で連載が始まった「バレーの球語(たまご)」という女子バレーコーチの作品が荒削りで面白いです。

おすすめのキャラ…野々原大樹(ノノ)/キャプテンだが、後輩に教えを乞うなど、気さくな面を持つ。性格が「黒子のバスケ」の木吉そっくり。

 

4.佐渡川準ハンザスカイ

 

空手を舞台にした作品。ただし、この作品の前に佐渡川準氏は「無敵看板娘」という作品でヒットをかましている。おそらく、このスポ根作品を書きたかったのかもしれない。その後、ほのぼのコメディ「あまねあたためる」の連載最中、2013年8月13日に佐渡川氏は自殺をしてしまいました。「あまね」の最終回が遺族の了解を得て見られただけでも満足です。

おすすめのキャラ…藤木穂波先輩(ヒロイン)

 

5.吉本浩二(漫画) 宮崎克(原作)「ブラック・ジャック創作秘話〜手塚治虫の仕事場から〜 」

 

チャンピオンではあまりない、ドキュメント形式の作品。「この漫画がすごい!」2012年オトコ編1位も受賞しています。トキワ荘練馬区になっていたり、様々な誤植もありますが、手塚治虫の仕事の様子、性格などをかなり精査し、ドキュメントタッチに描いています。あの性格でないとあの作品は生まれなかったでしょう。「聖人」ではない人間・手塚治虫に迫った作品です。

おすすめのキャラ…手塚治虫

 

6.八神健ななか6/17

 

まさかこれが出てくるとは思わなかっただろう!

懐かしいですね。2000年の連載作品です。ですが、今読んでも面白いです。八神健先生は、ジャンプの「密・リターンズ」が途中でやたらスピリチュアルに流れたりと迷走した作家でもありますが、「ななか6/17」に関してはきちんと終わった印象がありますね。アニメでは千葉千恵巳堀江由衣がななかを、鈴村健一が稔ニを演じました。なお、人気投票ではクールなほう(6歳に戻る前)の七華が1位、稔ニが2位、6歳の「きりさき ななか」が3位。

おすすめのキャラ…雨宮

 

7.曽田正人シャカリキ!

 

チャンピオンの現在の看板は「弱虫ペダル」だそうですが、自転車漫画の最初は私はこの作品だと思っています。1992年から1995年までの連載、2008年には映画化。ロードレースを舞台にした作品は極めて少ないだけあり、非常に評価が高い作品です。ハリス・リボルバーの「アディオース!」の名台詞が忘れられません。最後の最後、マネージャーの永田桜に不意にキスを食らうというシーンもありました。なお映画版の永田さんは南沢奈央

おすすめのキャラ…ユタ

 

ヤングジャンプ

8.赤坂アカかぐや様は告らせたい

 

未完です。

天才たちの頭脳戦…というサブタイトルがついているヤングジャンプの作品。恋愛物ですが、コメディの要素を多分に含んでいるため、非常に楽しめる作品に仕上がっています。一話完結なので(一回だけ前後編に分けた「花火の音は聞こえない」がありますが、これが名作なのでぜひ単行本を買ってください)、どこから読んでも面白いと思います。基本的に主人公の四宮かぐやと白銀御行が相手を告白させることに全力を尽くす作品です。(何を言っているかわからないと思いますが)

おすすめのキャラ…早坂さん(ハーサカさん)だから画像が3巻なのです)

 

9.ふなつ一輝華麗なる食卓

 

現在は「妖怪少女モンスガ」を連載しているふなつ先生の処女作。カレー漫画ですが、ヤングジャンプだけにサービスシーンがこれでもかと入っています。ただ、カレーは実際に作ってみたものもありますが、あなどりがたし。まあまあです。最後三回はなんと、料理のページなし、まあ実際に最終巻を見てみてください。最終回のカラーページでは結婚式のシーンがあることから、マキトと結維は結婚したと思われます。

おすすめのキャラ…椎名トオル(第一部)/甲斐谷晃(華屋敷編)